路線概要
南海バス空港営業所は主に関西空港島内の路線を管轄している(高速バスを除く).運行は関西空港交通に委託されている.関西空港島内の路線は大きく4つに分けられ,国際貨物地区線,国内貨物地区線,ポートターミナル線,第2旅客ターミナル線である.順に系統を紹介する.
国際貨物地区線
国際貨物地区線はさらに給油地区を経由する系統と経由しない系統に区分できる.国内貨物地区線は関西空港駅を発着するが少々わかりにくい場所にバス停が存在している.第1ターミナル(関西空港駅)からエアロプラザにわたる橋のわきにある階段を下りたところがバス停である.なお,一般人にはこの路線のバス停がわかりにくいところにあっても支障はないと思われる.なぜかといえば,この国際貨物地区線は保安区域に入る関係で立入証が必要なためで,一般人は乗車できない.
501系統は空港駅から機内食前を経由して給油地区を結ぶ.521系統および521G系統は機内食前から大阪国際郵便局前,貨物合同庁舎前,(国際貨物上屋G棟前(フェデックス前))を経由して給油地区を結ぶ(カッコ内は521G系統のみ).500系統は国際貨物上屋G棟前(フェデックス前)から機内食前経由で空港駅まで(この系統は空港駅方面の一方向のみの運行),520G系統は空港駅から国際貨物上屋G棟前(フェデックス前)先回りで貨物合同庁舎前・機内食前経由で空港駅までおよび空港駅から機内食前・貨物合同庁舎前経由で国際貨物上屋G棟前(フェデックス前)までの路線である.502系統は空港駅から貨物合同庁舎前先回りで機内食前を経由して空港駅まで,502C系統は502系統の逆回りで貨物合同庁舎前までの運行である.運賃は大人210円,小人110円であるが先に述べたように立入証が必要である.521系統と521G系統は終夜運行を行っているがその他の系統は朝夕のみの運行である.一部,連接バスによる運行もある.
国内貨物地区線
国内貨物地区線と名乗っているが,国内貨物地区を通らない関空展望ホールゆきHT系統がほとんどで,国内貨物地区循環の504系統は第1ターミナル1番のりば7:00発1本のみである(2025年1月現在).HT系統は第1ターミナル1番のりばと関空展望ホールを結んでいる.504系統は第1ターミナル1番のりばから関空展望ホールを経由し国内貨物地区循環ののち第1ターミナルまでの運行である.運賃は無料である.
ポートターミナル線
ポートターミナルから第1ターミナル12番のりば連絡橋側を結ぶPT1系統と,ポートターミナルから第1ターミナル12番のりば連絡橋側を経由して第2ターミナルを結ぶPT1・2系統,第2ターミナルから直行でポートターミナルに行くPT2系統の3系統からなる.PT1・2系統はポートターミナル→第2ターミナル,PT2系統は第2ターミナル→ポートターミナルの一方向のみの運行である.PT1・2系統は第1ターミナルと第2ターミナルの両方に止まるが,第1ターミナルと第2ターミナルの間の移動は後述の第2旅客ターミナル線を使うようになっている.運賃は大人210円,小児110円(2025年1月現在)である.
第2旅客ターミナル線
第1ターミナルに併設されたエアロプラザのバス停から第2ターミナル国内線のりば,第2ターミナル国際線のりばを経由してエアロプラザまで戻ってくる.所要時間は7分,運賃は無料で,終夜運行をしており,深夜0~4時にも毎時1~2本運行されていることが特徴である.また,基本的に連接バスが運用されている.
ここまでの情報は南海バスHPおよびWikipediaを参考にしています.2025年1月現在の情報です.
LED表示
第2旅客ターミナル線
T1→T2

T2→T1

国内貨物地区線
T1→展望ホール

展望ホール→T1
